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5月4日 119/100 [5月1~6日]

40代の女性です。

最近、足の冷えやむくみが気になるようになったとのこと。

足の冷えやむくみについては、足の甲側の骨と骨の間です。

冷えやむくみがあると、この骨と骨の間が狭まるのですが、
そこを広げることが、冷えやむくみの解消につながります。

冷えについては3本目と4本目の骨の間ですが、
冷えの解消とともに冷えが原因での諸々の症状も一緒に解消します。

例えば足の冷えが原因で腹痛や腰痛が起こっていることが多いですが、
それらの解消にもつながると言うこと。

この骨と骨をひろげる操法ですが、思わずうめく程痛い人は痛いです。

ただ、野口整体の場合は気の交流を根底においているので、
ぐいぐい押すのではなく、最初の一押し刺激した後は、
動かさずにじーっと押さえるようにします。

そうすると、受けている方も段々感覚が変わってくるのですが、
不愉快な感じ方ではないかと思います。

外からの物理的な刺激で強制的に変化をもたらすのではなく、
あくまで内側からの変化を待つ、と言うイメージです。

右ひざを痛めた時があったとのことですが、
右ひざの内側部分を探っていると、痛みのあるポイントが見つかりました。

また、右の坐骨神経も圧痛を感じられたようですが、
足のどこかに異常がある場合、坐骨神経にも異変が起こります。

ひざを痛めている、痛める素養がある、と言うケースは、
大体ひざの見た目で想定がつきます。

ひざ頭の周辺がもやもやして、輪郭が不明瞭なのです。
こういうひざの人の場合丁寧に観察していると、大抵ポイントが見つかるのです。

また、同時に腰が悪い場合がほとんどです。
腰とひざはつながりが強くて、連動し合っているのですよね。

この方もかなり腰が全体的に硬くて、
実際のご本人の自覚としても、起床時に腰が痛むそうです。

起床時に腰が痛い場合は腰椎1番の問題ですね。

それから、目の疲労、腕の疲労もかなり強いかな、と言う印象でした。

最近眉間のしわが気になると言う話だったのですが、
首が硬いと眉間にしわがよります。

しわの話と言うと、単純に皮膚の問題と考える人が多いですが、
皮膚の問題と局所的に考えるのではなく、
体全体の問題として考えるのが整体の一つの特徴と言えるかもしれません。

と言うより、体の各所って意外なところでつながっているのですよね。

例えば恥骨と皮膚全体のつながりだったり、
かかとのかさかさと仙椎2番のつながりだったり。

今の医学の世界や美容学では突拍子もない話かもしれませんが、
整体では実証をつかんでいる話になります。

因果関係はよく分からないけれども、
実際に体は変化するし、改善したものが整体の技術として伝えられています。

医学的には「非科学的」と片づけられてしまうのかもしれませんが、
整体師匠はよく「非科学的なのではなく、“未科学的”なだけ」と話しています。

未だ科学の世界では証明できないだけで、
科学に非ずな訳ではない、ということですね。


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