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5月5日② 121/100 [5月1~6日]

4月20日ご来店のリピーター様です。
前記事はこちらから

前回同様、体の左半身に疲労がみられる状態でした。
なので、そういう傾向をお持ちだと言うことでしょう。

前回と異なる点としては、、
頸椎は全体的に少し硬めではあったものの、
頸椎2~4番1側のしこりはなくなっていました。

腰は左側の負担が少し強くなっている気がしました。
腰椎の1番左がこわばっていましたね。

左側の内股のこわばりはなくなっていました。
(ここは膀胱炎と関係のある場所)

そんな感じで左側の疲労が強いものの、
上記の如くな感じで変化はしておりました。

腰については、週一に行っているフラダンスを、
今週はやっていないから硬くなってる?とのご本人の振り返りです。

最近食欲が昂まっているとのこと。

食べすぎかどうかの見極めですが、
まず食べすぎている人は右肩が上がっています。

それから、右手の親指と人差し指の間に水かき、
3日間以上食べすぎが続いている人は分厚く盛り上がります。

あとは正座をしたまま仰向けになります(くれぐれも無理のない範囲で!)。
この時に自分の拳1個半以上の高さで背中が反り返ってしまう人は食べすぎ要注意です。

ただ、野口整体では小食を奨める発想はあまりないようで、
それよりも頭で食べることをやめる、という考えの方が強いです。

頭で食べると言うのは、例えば何時になったから食べる、とか、
今食べないと後でお腹が空くから食べる、とか
お腹はいっぱいなのに残すのがもったいないから食べる、とか。

お腹がぺこぺこになるまで食べない、
お腹が満たされたら、すぱっと食べるのをやめる。

これを心がけるだけでも違うはずです。

しかしながら、これを実践するのがなかなかに難しいのです。

食べ物の種類についてもあれが良いこれが悪いではなく、
体が欲するもの、イコール美味しいと感じるものを食べる、
と言うのが野口整体での基本です。

よく妊娠中にある特定の食べ物が猛烈に食べたくなった、
というような話を耳にするものですが、
それは妊娠中は野生の部分が強まるため本能的になるからだそうです。

私は妊娠の経験はありませんが、
時々ある特定の食べ物が無性に食べたくなる時があります。

そういう欲求に添って食べたときは、
乾いた土が水を吸うように、すーっと体の中に浸透していくような感覚がありますね。

ただ、現代社会は他者からの欲求のコントロールの側面が強いと言うか、
CMで観たあれが猛烈に食べたい、みたいな衝動もあります。

本当に体の欲求に添っていなかった場合は、
あんなに食べたかったのに、口にしてみるとイマイチだった、
と言う感覚であったり。

とは言え、気持ちが体を変えると言う面もありますので、
そこが人間の体の面白く、一筋縄ではいかないところだと思います。


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5月5日① 120/100 [5月1~6日]

5月5日こどもの日。

先日のリピーターさまととっても可愛らしい5歳の女の子が、
お二人でご来店くださいました。

まずはお嬢さまの方から。

アレルギー的傾向があるらしく、
ぜんそくや局所的な皮膚炎を時々起こすようです。

アレルギーについて整体では面白い話がありまして、
右側の肋骨の際にある腹部5番と言う急所なんですが、
通常はここに妙な硬さや圧痛があると肉体的な面で何か滞りがあると考える場所です。

通称「排泄活点」と呼び、便秘の時なんかに押さえたりします。

で、この排泄活点なんですが、、
産まれたばかりの時、初乳を飲ませる前に、
ここの愉気をしておくそうなんです。

するとカニババと言う、何も食べてなくても出る初めてのうんちがありますが、
それを出し切るように促すことになり、将来的なアレルギー傾向をなくせるとか。

なにぶん野口整体の本で読んだだけでの知識でありまして、
実績がないものですから、あくまで机上の話であります。

今の出産様式でこれを行うことはなかなか難しいかと思うのですが・・・
私に出産する機会が訪れれば、ぜひ実践したいと思います!

なにしろ私もアレルギー傾向がありますので、
遺伝的要素としては継がれやすい問題だと思いますので。

花粉症の気もぽちぽちあるようですが、
頸椎2,3番の左側が硬かったです。

日本に花粉症の人が多いのは、日本は杉の木を植えすぎたから、
とか何とか言われ、もちろんそれも生態系を乱したことによるしっぺ返しだとは思います。

が、花粉と言う直接的な外的要素よりも、
体を中心に考えて行くのが整体的なあり方です。

整体ではあくまで外的影響を追及するよりも、
どんなに過酷な環境でも生き抜ける強い力をつくる、と言う発想なのです。

これは今の原発の問題にもかかわる話でありますが・・・

もちろん、それはそれ、これはこれ、で、
自然を乱してよいかという話とは全く別問題です。

話を元に戻しますが・・・

最近起床時に咳き込むことがあるとのこと。
こういう場合は起床時の足湯がおすすめです。

局所的な足湯の場合は通常の入浴温度より少し高めです。
5,6分入って、両足赤く染まっていればOK。

もしも片側だけ赤くならなければ、
少しさし湯をして温度を上げ、赤くなってない方だけ2分くらい温め直します。

これはいびきをかく人にもおすすめです。

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5月4日 119/100 [5月1~6日]

40代の女性です。

最近、足の冷えやむくみが気になるようになったとのこと。

足の冷えやむくみについては、足の甲側の骨と骨の間です。

冷えやむくみがあると、この骨と骨の間が狭まるのですが、
そこを広げることが、冷えやむくみの解消につながります。

冷えについては3本目と4本目の骨の間ですが、
冷えの解消とともに冷えが原因での諸々の症状も一緒に解消します。

例えば足の冷えが原因で腹痛や腰痛が起こっていることが多いですが、
それらの解消にもつながると言うこと。

この骨と骨をひろげる操法ですが、思わずうめく程痛い人は痛いです。

ただ、野口整体の場合は気の交流を根底においているので、
ぐいぐい押すのではなく、最初の一押し刺激した後は、
動かさずにじーっと押さえるようにします。

そうすると、受けている方も段々感覚が変わってくるのですが、
不愉快な感じ方ではないかと思います。

外からの物理的な刺激で強制的に変化をもたらすのではなく、
あくまで内側からの変化を待つ、と言うイメージです。

右ひざを痛めた時があったとのことですが、
右ひざの内側部分を探っていると、痛みのあるポイントが見つかりました。

また、右の坐骨神経も圧痛を感じられたようですが、
足のどこかに異常がある場合、坐骨神経にも異変が起こります。

ひざを痛めている、痛める素養がある、と言うケースは、
大体ひざの見た目で想定がつきます。

ひざ頭の周辺がもやもやして、輪郭が不明瞭なのです。
こういうひざの人の場合丁寧に観察していると、大抵ポイントが見つかるのです。

また、同時に腰が悪い場合がほとんどです。
腰とひざはつながりが強くて、連動し合っているのですよね。

この方もかなり腰が全体的に硬くて、
実際のご本人の自覚としても、起床時に腰が痛むそうです。

起床時に腰が痛い場合は腰椎1番の問題ですね。

それから、目の疲労、腕の疲労もかなり強いかな、と言う印象でした。

最近眉間のしわが気になると言う話だったのですが、
首が硬いと眉間にしわがよります。

しわの話と言うと、単純に皮膚の問題と考える人が多いですが、
皮膚の問題と局所的に考えるのではなく、
体全体の問題として考えるのが整体の一つの特徴と言えるかもしれません。

と言うより、体の各所って意外なところでつながっているのですよね。

例えば恥骨と皮膚全体のつながりだったり、
かかとのかさかさと仙椎2番のつながりだったり。

今の医学の世界や美容学では突拍子もない話かもしれませんが、
整体では実証をつかんでいる話になります。

因果関係はよく分からないけれども、
実際に体は変化するし、改善したものが整体の技術として伝えられています。

医学的には「非科学的」と片づけられてしまうのかもしれませんが、
整体師匠はよく「非科学的なのではなく、“未科学的”なだけ」と話しています。

未だ科学の世界では証明できないだけで、
科学に非ずな訳ではない、ということですね。


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