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3月23日① 98/100 [3月21~31日]

先月に一度受けていただいた方がご友人を連れてリピしてくれました♪

30代の女性。まず背中一側のラインが胸椎7番まで左右共に緊張。
これは、頭の疲労、精神的ストレスですね。

三側は胸椎1,2番左と6,7番右が凝っていました。
このへんは目、腕の疲労。

腰椎は2番が左右共硬く緊張。

頸椎は上頸(頸椎2番三側)と頸椎一側の左側にこわばりが。

場所は移って、足には冷え・むくみ。

時々頭痛が起こるようです。
ご本人の実感としては低気圧の時に?と言う感じのようで。

頭痛の場合はまずこめかみが一つの急処。
ここを押し下げるように愉気、と言うのが押さえ方のポイントです。

あとは首と後頭部の付け根のどこかにこわばりがあるはず。
そこも愉気、ですね。

片頭痛の場合はそれだけでは足りなくて、
中頸(ちゅうけい)も押さえる必要があります。
そこの押さえ方は特殊なのですが、
片頭痛の気がある方には技術をシェアします。

ただ、痛みが実際に出てきた場合はどうしても気が乱れるので、
私もなかなか整体の操法だけで対処できないでいます。
で、結局薬で痛みを止めると言う方法に。

どうしても「早く痛みを止めたい!!」と言う気持ちの焦りがあって、
無心の愉気ができなくなるので、頭痛・生理痛は現場になると私もダメなんです。。

ただ、裏を返すと、なるほど、
あくまで物理的刺激ではなく、愉気が大事だと言うことなんだ、
と言うのが実感できる機会でもあるのです。

もしも物理的刺激で改善できるのであれば、
押さえ方さえ間違えなければ効力があるはず。
でも、ダメなんですから。

薬で対処するのも悪くはないのですが、
そこに依存していると、体そのものの改善につながらないですから。
あくまでも応急処置でしかないので。

それに痛みに恐怖すると言う自分を乗り越えられないと言うことでもあります。

究極、目指すところは病気や痛みが起こらないようにすることではなく、
それらを恐れずにいられるということなんです。

それが乗り越えられなければ、真の健康ではない。

もちろん慢心することではなく、
その怖さを知りながらも怖さに振り回されないでいられること。

それが整体の目的だと私は思っています。

≪モニター様からの事後報告 3月23日≫
操法後とてもすっきりしたという実感で、
お腹がぐるぐると動いている、と言う話です。

操法を受けると、特に腹部操法ですが、
内臓が活発に動き始める場合が多々あります。

これは「活元運動」と言って、無意識に起こる、
体の自律調整の働きなのです。

体には本来自分で調整したり治癒したりする機能が備わっているのです。
何も医者や治療師、薬が治すわけではないのです。

それがきちんと働かないのは単に体が怠けているだけで、
ちょっと刺激すれば、一気に活動し始めることは多いのです。

本来生き物の体はそういうものなのだ、と言う知ることも、
整体を目指すには必要なことだと思います。


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