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4月4日② 106/100 [4月1~10日]

60代の女性です。

お薬は飲んでいないけれど、高血圧・高脂血だそうです。

最近私の母親の血圧が上がることがあるので、
整体で習った方法を試してみました。

胸椎8番の棘突起を叩くのです。
すると、何故だか一気に20くらい数値が下がります。

また戻ったりもするのですが、何度か繰り返したりしているうちに、
上がることが少なくなるみたいです。

現代医学とは少し考え方が異なると思いますが、
整体では年齢とともに多少血圧が上がる傾向にあるのは特に気にしないようです。

極端に高かったり、一気に急激に上がると心配なのかもしれませんが、
何も30代と60代の人とで、同じ数値を目指す必要はないとの考え方みたいですね。

棘突起を叩かれると、叩いてる方は軽く叩いている感じなのに、
叩かれてる方は、体の奥の方にどんどんと響きます。

受け手が感じる、と言うことが大切なので、
実際の物理的刺激の強さではないのです。

感じ方と言うのはたとえ場所が同じでも、
ちょっとした角度や受けての呼吸のタイミングで全く変わってきます。
施術者はそこをうまくとらえる必要があります。

原則として、若い人の方が敏感、
年輩の方ほど感じ方が鈍くなる傾向があります。

例えば、お風呂の温度としても、
大人が適温と感じる温度は42度くらいと言われます。
それより低い温度が適温と感じる人は敏感傾向、
高齢になるとそれこそ45度くらいの温度が適温と感じるようになったりもします。

ただ、こういう話をしてしまうと、「私は鈍くない」と思いたいのか、
本当はぬるいのにそれでちょうどいいと言い張ったりして、
ぬるいお風呂で風邪をひく人が出てきます(笑)

適温かどうかは本人がどう言い張ろうと、
3~5分程度入って、全身がうっすらピンク色になれば適温です。

肌色のままであればぬるかったということ、
逆にタコのように赤くなるのは高温すぎです。

入浴についても整体独自の考え方があります。
これも今の健康学・美容学とはかなり異なって面白いので、
機会を改めてお話ししたいと思います。
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4月4日① 105/100 [4月1~10日]

30代の女性です。以前にバスケをやっていて、
以来腰痛持ちになられたとか。

前にも昔バスケをやっていて腰を痛めたと言う方がいらっしゃいました。
その方の話では、バスケ部の他の人も腰を痛めている人が多かったとか。

バスケって腰に負担が来やすいスポーツなんでしょうかねえ。。

腰の観察を進めてみると、腰椎1~3番が左右共にこわばっていました。

起床時に腰が痛いことも時々あるそうです。
これは腰椎1番が故障していると、そのようになります。

腰痛持ちの方は、そこからさらにぎっくりをやる可能性も高くなるでしょうが、
重いものを運んだり、それこそこの方は保育園で働かれているとのことなので、
お子さんを抱っこするときは要注意です。

無防備に作業をするのはダメで、
何か重いものを持ち上げたり運んだりするときは、
呼吸を止めて、ぐっと丹田に力を込める。

それだけで、ぎっくりを起こす可能性はぐっと低くなると思われます。

これまで腰に全く異常がない人と言うのは一人もいませんでしたが(赤ちゃん、子供以外)、
昔からよく言われることですけど、やはり2足歩行と言うだけで、
腰への負担が強くなるのでしょうか。

とは言え、せっかく進化の過程で2足歩行を得たことには意味があったのですし、
それ自体が悪いと言うより、使い方休ませ方に工夫が足りないだけのことだと思います。

ちなみに加齢とともに腰の可動性が悪くなる傾向があります。
整体では体の状態が心の状態にも反映すると考え(逆もある)、
腰がこわばることで、頑固、保守的、行動力&決断力のなさ、
といった性格的傾向が強まるのだそうです。

確かに人間年をとると、そういう傾向が強くなる人が多いですよね。

この人ってほんとに融通が利かないよね、とか話が通じないよね、と言う場合、
実は一所懸命に説得しようとする以前に、体の傾向を調整する必要があるかもしれません。

身近な人に話が通らない人がいるってけっこう厄介なことですよね。

人間関係を円滑するという面でも、活用できるのが整体なのです。
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3月27日② 104/100 [3月21~31日]

7歳の女の子です。

前記事でのそのお母様同様、花粉症があるとのこと。
頸椎を観察してみると、2,3番の左にしこりがありました。

まだそれくらいの年齢の子ですと、しこりでさえもふわっと柔らかいのですよね。
骨もなんだか大人のとは違って柔らかい・・・。

どこが悪いとか何とか言っても、全体的に弾力がある、
と言う点で、当たり前なのですが、大人の体とは違うのです。

また、反応がよく敏感である、と言うのも特徴で、
頸椎に愉気していると、気がどんどん昂まってくるのがびんびん感じるのです。

動物なんかも具合が悪くてもなんだかんだで反応が早いのですが、
人間の子供もそういう点でも大人と違ってものすごく敏感です。

たぶん「気」と言うのをただただ無心に受け取れるからなのですよね。
大人は一見理解したようでも、色々ブロックがあるのかもしれません。

でも、そんな大人でも、何度も操法や気の交流を重ねるうちに、
気の集中度が段々と昂まってまいります。
お互いの信頼関係なども関係してくるのでしょう。

それにしても子供や動物などの方が気が集中してくると、
はっきり言ってこっちが負けます(笑)

もちろん勝ち負けの問題ではないのですが、
むしろこっちが相手の気に圧倒されて、手がしびれてくるんですよね~

今回頸椎に愉気しただけでも、だいぶ和らいだ実感があったので、
それこそ子供の体なら、周りの人が愉気とか簡単な操法を身に付けて行えば、
どんどん改善していくと思います。


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3月27日① 103/100 [3月21~31日]

40代の女性です。

花粉症があるということで、頸椎が左右ともこわばっていました。
首から上に何らかの症状が起こりやすい体の状態と整体では考えます。

頸椎は異常も起こりやすいそうですが、
逆に治療しやすい場所でもあるそうです。

可動範囲が広いので、そうなるようです。

ただ怖いのは、首の冷えは命に係わる疾患につながるという点です。

手足の冷えなんかは、もちろんよくはないけれども、
それが直接生死にかかわる話にはなりませんが、
首の冷えは脳系疾患につながると整体では考えるので気をつけなくてはなりません。

ここ数年、夏になると熱中症問題が騒がれるようになって、
首を冷却するアイテムが店頭に並ぶようになりましたよね。

あれは問題あるのでは・・・と私は思っています。

確かに首を冷やすと汗が止まります。

そのために女性は特に顔に汗をかくのを嫌がるので、
エステの美容対策としても、首を冷やす、と言うことを私は習いました。

しかしながら、その汗を止めてしまう、と言うのが整体ではよくないことと考えます。

「汗の内攻」と言って、冷やして汗を引っ込めてしまうことで、
頸椎をこわばらせ異常を起こすと考えるのです。

例えばどうしても炎天下にいなくてはいけない時に、
時々氷のように冷たいものを当てて、少し冷却を楽しむ程度ならよいのかもしれませんが、
ずっと首に巻きっぱなしだとか、特にそれで寝てしまうのはNGです。

高熱が出た時なんかも、普通は氷枕を後頭部に当てたりしますが、
整体ではそれとは真逆に後頭部を温めて、汗を促すのです。

ばーっと汗を出してしまいすれば、熱は下がります。
中途半端が一番長引くのです。

熱の処理の仕方なんかは整体独特なので面白いですね。

なかなか40度くらいの高熱を出せる機会がないのですが、
試してみたいです。

たぶんそれくらいの高熱を出して汗をじゃんじゃんかければ、
頸椎のこわばりも和らいじゃうでしょうねえ。。


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3月26日 102/100 [3月21~31日]

30代女性。4年以上前に左耳に突発性難聴が起こりました。

一時期突発性難聴流行り?の時期がありましたが(有名人でなった方がいたので)、
おそらくは皆さん、頸椎4番にこわばりがあったことでしょう。

頸椎4番は耳の関連です。

突発性難聴ではありませんが、私も耳に異常を起こしたことがあります。
顔面神経に帯状疱疹ができたことがきっかけで、
顔面麻痺の他、耳なり&難聴も併発したのです。

耳がおかしくなると三半規管も同時におかしくなって、
平衡感覚がなくなり、まっすぐに歩くことができなくなりました。

三ヶ月程は歩いて5分レベルのところでも一人で外出することができなかったし、
頭だけ水に浸かったみたいな感覚でそれはもう気持ちの悪い状態でした。

当初は耳鳴りもひどかったので、耳の中でドラム洗濯機がガタゴト動いているような音がずっと鳴り響いているのです。

実は今も耳鳴りが完全になくなった訳ではなく、
頸椎が硬くなると、耳鳴りが出てまいります。

それでも以前よりはよほどましで、やはり私もしばらくは、
耳鳴りのある側の方から話しかけられてもよく聞こえなかったのです。

私の場合は右耳なので、頸椎4番の右を触るとやはり硬いです。

本当はきっちり完全に治るまで、ちゃんと調整しなければならないのですが、、
ある程度良くなったら気が抜けてしまって中途半端な状態です。。

ともあれ、首から上の諸々の症状は頸椎の状態と関係ありです。

腰の方も全体的に硬く、特に腰椎2,3番の左が硬かったです。
起床時に痛いこともあるそうなので、それは1番の問題ですね。

風邪をひきやすいという問題を抱えているそうですが、
風邪をひくこと自体は整体では問題ではありません。むしろよいことです。

と言うのは、風邪をひくことで体の調整を行うことになるからです。

一般的には風邪は何らか菌か何かもらってきてひくものだと考えているのかもしれませんが、
整体では異なり、体の偏り疲労が過剰になって、
それを調整するために風邪をひくのだ、という考えです。

もちろん菌だか何だかの外的要因が直接のきっかけになるのかもしれませんが、
それでもひく人とひかない人がいる。その違いはその人の体の状況だと言うことです。

現代医学の方では免疫力が弱まって、という考え方なのかなと思いますが、
それもあるのでしょうが、またちょっと異なる考えなのですよね~。

例えば、咳をするくしゃみをする、と言った症状も、
体を緩める作用があると整体では考えるのです。

だから風邪をひくこと自体は決して悪いことではなく、
むしろ体の偏り疲労を調整する良いきっかけになるということなのですが、
問題は経過の仕方が下手な人が多いと言う話なのです。

わたくしごとですが、今年の冬は俄然風邪のひき方が上手になりました(笑)
全くひかない訳ではなく、朝目が覚めたらちょっと喉が痛いとか、
なんかの拍子にくしゃみが2,3発出たな、とかはちょこちょこあったのです。

でも、それも半日で経過します。
風邪で宵越ししたら、体が鈍くなったなと反省せよと言われて悔しかったので(笑)
宵越しはしなくなりましたね~。

全く風邪をひかない体と言うのは逆に怖いのです。
よっぽど自分の体に合った生活をしている場合もありますが、
単に体が鈍くなっているだけのことの方が多いようです。

そういう場合、いきなり生き死にに関係するような大きな病気を起こす場合が多いそうです。

でも、風邪をひいて、1ヶ月近くも咳が出るとか鼻が詰まるとかぐだぐだやってるのは、
やっぱり経過の仕方が下手だと思われます。

私も上述の帯状疱疹が起こる前の一年ほど、
やたらと風邪をひいて、しかもそれがものすごく長引くのです。
1ヶ月くらい咳が止まらない、というような風邪を何度も繰り返しました。

そうしたら、挙句の果てに帯状疱疹だったので、
免疫力も弱まっていたのでしょうが、
風邪のひき方が悪く、中途半端だったので繰り返してしまったんでしょうね。

本当は40度くらいの熱ががーっと出ればなあ・・・と常々願っています。
高熱を出せるのは生命力の証しなのです。
だから子供は割と頻繁に高熱が出るし、大人になると大した高熱にならないのです。

今年の目標は40度の熱を出すこと!

これで行きましょう(笑)
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3月25日② 101/100 [3月21~31日]

全体的に背中がぱんぱんに張っている、と言う実感でした。

ライターさんと言うことで、お仕事柄どうしても上半身に疲労が溜まりやすいのでしょう。

腰は2,3番が硬かったです。

腹部の方は4,5番にかなりの圧痛を感じられたようです。
4番は感情面の滞り、5番は肉体面の滞りです。

現在虫歯の治療中という話だったのですが、
あご下のリンパの流れの部分にあちこちこわばりがありました。

整体ではこの部分のこわばりをゆるめることで、
口内環境を整え、虫歯、歯周病、ドライマウス、口内炎等、
諸々の症状を改善する方向に導きます。

肋骨が下がっていて、夢見の状態が悪いようです。

大体乳首のあるところが肋骨の5本目くらいで、
その上の3,4番あたりの骨を愉気をしながら上げていきます。

肋骨が下がっている人はかなり痛い部分があったりします。

腋の下のみずかき部分が前・後ともかなり分厚くなっており、
これは精神・肉体共に疲労度が強いことを示します。

腋の下に腕に関連する急処がありますが、
そちらもかなり圧痛を感じたようで、指先の方まで響いたようです。

これは手先の不器用を改善する方法でもあります。

この方もかなり内臓の働きが活発になっていました。
腹部操法を始めたあたりから、お腹がきゅるきゅると鳴っていました。

整体の場合はお腹の操法はほとんど愉気のみで、
押すと言っても呼吸に添って柔らかく圧を加える程度なのです。

それでも見事に内臓がどんどん働き始めるので、
やっぱり愉気ってすごいんだな~と私自身が改めて驚いてしまうのです。

働きの活性は何も物理的刺激の強さに依らないということです。

ちなみに操法の効果は受け手だけでなく、
施術している側の私の方にもあります。

なぜなら野口整体の場合は気の交流がベースになっているので、
結局私の方も気が活性化されるんですよね。

なので、人数こなしても意外とあんまり疲れないのです。
むしろ施術をする前より元気になることも多いです。

そこが野口整体の良いところだなーとも思います。

≪モニター様からの事後報告≫
その日はよく眠れ、いつもよりお小水の回数が多かったということです。
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3月25日① 100/100 [3月21~31日]

本日は以前に受けていただいた方のご紹介のモニター様2名です。

ということで!!

ついに100人斬り達成でーーーす!!!

ぱちぱちぱち。

BUT、、

以前に申しました通り、この人数はのべ人数でありますので、
追加募集かけ、実数100を目指します・・・!

残り20名くらいかな~。。

ご新規20名ってかなり厳しいんですが・・・
やっぱり目指そうと思います!!ガンバロウ。

40代女性。9年くらい前に腰椎を骨折され、
外出時は車椅子の移動だそうです。
室内ではつたい歩きで、ということでした。

日常さほど痛みはないそうですが、
鈍くなっているだけかも?と言うご判断のようです。

背中を観察すると、一側(背骨の際)に異常なコリがある部分が2か所ありました。
右側は腰椎1~3番のあたり、左側は胸椎10,11番あたり。

コリと言っても、まるで骨のようなのです。

触った感覚が、「コリッ」じゃなくて、「ゴリッ」です。

腰は腰椎2番が左右共硬かったですね。

腹部操法を行っていると、内臓の活元運動が始まりました。
そういう方は多いですが、腹部5番(排泄活点)がちょっと硬かったですね。

頸椎は左側が6番くらいまでかなりこわばっていました。
喉、鼻が弱いと言う話ですが、さもありなん、と言う感じです。

冷えやむくみが気になると言うお話で、
足の甲の骨と骨の間はいずれも狭まり気味でした。

骨と骨の間を広げるようにしていると、
段々お腹が温まってきたとおっしゃっていました。

足の冷えがお腹の冷えにつながっていることもあるので、
そういうことももちろんあるでしょう。

足の冷えが原因でおこっている症状を一緒に改善することもできるのです。

腕、手指も疲労気味でしたね。

施術後体が温まったと言う実感で、
ついでに鼻水の排泄が始まったようです。

鼻が詰まった訳ではなく、ただただ鼻汁が出ると言う感覚。

操法や活元運動で鼻水の排泄が始まる、と言う話も聞いたことがあります。
それこそたらい一杯出た、なんて人も。

排泄が始まったら、とにかく出し切ることですよね。
それで、風邪引いたかもなんて薬で症状を止めたらもったいないのです。

ただ、何日も続くようでしたら、それは過敏症状かも?
と言うことで、過敏状態を調整することを行えばよいです。

≪モニター様からの事後報告≫
お腹の状態については当日は音ばかりだったようですが、
翌日にすっきりされたようです。

白湯飲みを始めたのでそれの影響もあるのでしょうが、
あまり食べなくても大丈夫なったとの実感。

それから、姿勢に気をつけるようになったとのことです。


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3月23日② 99/100 [3月21~31日]

リピーター様です。
前回の記録記事はこちらから

前回と変わった点と言うと、みぞおちが柔らかになっていました。

みぞおちは精神的にしろ肉体的にしろ、
何か不愉快なことが起こると真っ先に硬直する場所です。

言ってみれば、操法を行うことは、みぞおちを柔らかくする
という目的を果たさなくてはなりません。

つまり、術後もみぞおちががちがちに硬直したままであったら、
全く効かなかったか、操法そのものが不愉快だった可能性すらあります。

この方の体の状況で今回新たに発見した点と言えば、
左の腋の下に圧痛があったことですね。

腕の疲労、五十肩の調整に使う急処ですが、
前回はひょっとしたその部分はやらなかったかも・・・?

ここも押さえ方が特殊と言うか、独特の型がありまして、、
指の当て方のちょっとした向きなどが重要になってまいります。

手先の不器用を改善することもできる急処なので、
何か手先を使うような職業の人には特に重要なポイントです。

上手に押さえると指の先までしびれるような体感があります。

ところで今日の方でついに99人に達し、ラス一になりました・・・!!

と言っても、先日も既にお伝えした通りですが、、
これ、のべ100ですので、実数100まで期間延長いたします。

詳細は改めて。

≪モニター様からの事後報告 3月24日≫
帰り際気温が下がって寒くなっていたのですが、
体がポカポカしてあまり寒さが気にならなかったということです。

施術後体が温まると言う人は多いですね。
やはり循環がよくなるのでしょうか。

モニター様の中に施術後満腹感があった人がいて、
「じゃあ、ダイエットになるね。」みたいな話をしていたのですが(笑)

残念ながら?むしろしっかり食欲があったようです。

ちなみにその人が食べすぎ傾向かどうかを見分けるいくつかのポイントがあります。

いずれ詳しくお話しいたしましょう!
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3月23日① 98/100 [3月21~31日]

先月に一度受けていただいた方がご友人を連れてリピしてくれました♪

30代の女性。まず背中一側のラインが胸椎7番まで左右共に緊張。
これは、頭の疲労、精神的ストレスですね。

三側は胸椎1,2番左と6,7番右が凝っていました。
このへんは目、腕の疲労。

腰椎は2番が左右共硬く緊張。

頸椎は上頸(頸椎2番三側)と頸椎一側の左側にこわばりが。

場所は移って、足には冷え・むくみ。

時々頭痛が起こるようです。
ご本人の実感としては低気圧の時に?と言う感じのようで。

頭痛の場合はまずこめかみが一つの急処。
ここを押し下げるように愉気、と言うのが押さえ方のポイントです。

あとは首と後頭部の付け根のどこかにこわばりがあるはず。
そこも愉気、ですね。

片頭痛の場合はそれだけでは足りなくて、
中頸(ちゅうけい)も押さえる必要があります。
そこの押さえ方は特殊なのですが、
片頭痛の気がある方には技術をシェアします。

ただ、痛みが実際に出てきた場合はどうしても気が乱れるので、
私もなかなか整体の操法だけで対処できないでいます。
で、結局薬で痛みを止めると言う方法に。

どうしても「早く痛みを止めたい!!」と言う気持ちの焦りがあって、
無心の愉気ができなくなるので、頭痛・生理痛は現場になると私もダメなんです。。

ただ、裏を返すと、なるほど、
あくまで物理的刺激ではなく、愉気が大事だと言うことなんだ、
と言うのが実感できる機会でもあるのです。

もしも物理的刺激で改善できるのであれば、
押さえ方さえ間違えなければ効力があるはず。
でも、ダメなんですから。

薬で対処するのも悪くはないのですが、
そこに依存していると、体そのものの改善につながらないですから。
あくまでも応急処置でしかないので。

それに痛みに恐怖すると言う自分を乗り越えられないと言うことでもあります。

究極、目指すところは病気や痛みが起こらないようにすることではなく、
それらを恐れずにいられるということなんです。

それが乗り越えられなければ、真の健康ではない。

もちろん慢心することではなく、
その怖さを知りながらも怖さに振り回されないでいられること。

それが整体の目的だと私は思っています。

≪モニター様からの事後報告 3月23日≫
操法後とてもすっきりしたという実感で、
お腹がぐるぐると動いている、と言う話です。

操法を受けると、特に腹部操法ですが、
内臓が活発に動き始める場合が多々あります。

これは「活元運動」と言って、無意識に起こる、
体の自律調整の働きなのです。

体には本来自分で調整したり治癒したりする機能が備わっているのです。
何も医者や治療師、薬が治すわけではないのです。

それがきちんと働かないのは単に体が怠けているだけで、
ちょっと刺激すれば、一気に活動し始めることは多いのです。

本来生き物の体はそういうものなのだ、と言う知ることも、
整体を目指すには必要なことだと思います。


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3月22日⑥ 97/100 [3月21~31日]

30代半ばの女性です。

学生からの友人でしかもエステにもちょいちょいいらっしゃっていただけるので、
まあ、概ね彼女の身体については把握している状態。

肩甲骨周りが凝っている人は多いですが、
そこは三側と言うラインの一部になります。

三側は内臓系の問題が現れる場所と聞いておりますが、
実際には肩甲骨周辺については、目・腕の疲労が原因であることがほとんどのようです。

当の本人は「肩こり」と言うかなり大雑把な実感で表現するものですが、
厳密に言うと、目・腕の疲労による肩甲骨周辺のこりであったり、
下頸(頸椎7番の三側)のこりであったり。

あるいは肩こりじゃなくて、首こりなのに、
「肩こり」という表現&実感の人もいらっしゃいます。

ですので、観察者は言葉は一応受け止めておくにしても、
その言葉に振り回されず、実際に必ず自分の指で確かめ、
きっちり見極めができることが必要です。

それから鎖骨のくぼみが凝っていらっしゃる方も多いですねー。

肩こりには腋のみずかきをぐっと引っ張るのもよいです。
実感として「楽になった」と言う感覚が得られやすいです。

この方の場合、現時点で膝に痛みがある状態ではないのですが、
将来的に膝を悪くしやすいかな~という兆候があります。

膝のお皿周りがもやもやしているのです。
輪郭が明瞭でない。

本人的にも家系的にその気があり、と言う懸念を持たれているようです。

膝と言うのは肉体的な若さと直結しています。
年をとってくると、膝が段々落ちてきて、
膝頭周辺に変な肉のつき方をしてきたりするのですよね。

膝が落ちてくると膝下が短いという印象になり、
美容上も問題があります。

それにしても97人目ともなると、内容的にかぶることが多くなり、
段々書くことがなくなってきました(笑)

と言うより本当は色々あると言えばあるのですが、
いくら個人を特定できない書き方と言っても、
やっぱり書きづらいこともあるので・・・

何しろ本人にさえ伝えづらい話とかもありますからね~

実際そういう問題は歴代の整体師匠も苦心したようです。

例えば、「あなた。食べすぎですね」と言いたいところも、
それをそのまま伝えると(特に女性の場合は)
「私、全然食べすぎていません!(怒)」となってしまう(笑)

なので、ちょっと言い方を変えて、
「胃が少し疲労してるかもしれませんね~」と言うと、
鈍い人でも3日くらい経ってやっと真意がわかる(笑)

そういう施術者とクライアントのコミュニケーションの問題も絡んでくるわけです。

それと、同性同士の方が伝えやすい(あるいは伝えづらい)、
逆に異性の方が伝えやすい(あるいは伝えづらい)など、
相性というか立場上の問題もあったりして、、

まあ、ほんとに色んな事が絡んできますね。

≪モニター様からの事後報告 3月24日≫
操法を受けた直後は体が動かしやすいと言う実感があったようです。

また、腰が悪いと言う自覚はなかったようですが、
施術後はいつもより楽な感じがしたとか。

首や腕については、翌日揉み返し的な実感があったようです。

「揉み返し」と言う言葉も言葉が独り歩きしている感があり、
実際どういう意味合いで使われているかが不確かですが・・・
たぶん痛みの自覚のようなものがあると言うことでしょうか。

整体の場合、揉んでいる訳ではないですし、
物理的な刺激は極力抑え、メインは愉気になっています。

ですから、揉み返しとは違って、痛みの自覚が強まったということだと思うのですが、、

痛みが出てくると言うのは決して悪いことではありません。
痛みがあるからこそ、その部分が悪いということが自分で分かるのですし、
それによって治ろうとする意識が高まるからです。

例えば、施術後悪くなったのであれば、
実際に触ってみればすぐに判明します。
よりこわばりが強くなっているはずなので。

むしろ実際に指で触ってみて緩んでいて、感覚としては痛みを感じるのであれば、
それは治ろうとする流れの中での痛みの自覚だと思われます。

このへんのことは本人の体を実際に触らない限り、
憶測でしかありませんが・・・

しかし、改めて「揉み返し」と言う言葉に相対してみると、
果たして本来どういう意味なのかな~と思います。

これはちょっとちゃんと調べてみる必要がありそうですね。


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